キャンピングカー販売2019は18年より23%増の526億円
2019年に日本RV協会会員・トイファクトリー、ナッツRV、バンテックセールス、セキソーボディ、レクビィ、東和モータースなどの会員が販売したキャンピングカーの販売総額は、過去最高の526億2577万円(同23.9%増)となります。
新車の8ナンバーが322億円、中古車の8ナンバーが138億円の販売
新車322億円 中古138億円
販売総額とは日本RV協会会員・ビルダーが売り上げた新車と中古車の総額になります。
アドリアやハイマーといった輸入車や廃車は含まれていません。
また、オートサイトのような自動車屋の中古車の販売台数も含まれていません。
中古車販売店の販売額をプラスしたら凄い金額になりそうですね。
日本国内のキャンピングカー生産台数は数年にわたり増加傾向で2019年は2018年よりも23.9%も販売が増加していること。
そして今年、2020年はさらに勢いをましていることでしょう。
バンコンとキャブコン人気はどっち?出荷台数でチェック!
日本RV協会会員のキャンピングカー製造メーカーが2019年の出荷台数は?
新車になりますが・・・・28年に比べて14.3%増の6445台です。
どちらが多いと思いますか?
私はバンコンが大差をつけるのではと思っていたのですが・・・
なんと
キャブコン VS バンコン 結果は?
キャブコン 1819台 VS バンコン 2069台
となりました。あまり差がありません。
2019年のキャンピングカー販売総数(日本RV協会)
キャブコン | 1819台 | 前年比 10%増 |
バンコン | 2069台 | 前年比 11.1%増 |
バスコン | 85台 | 前年比 49.4%減 |
トレーラー | 46台 | 前年比 4.2%減 |
バンコンはハイエースやキャラバンをベースとしたタイプ。ワンボックスやミニバンをベースとして見た目はノーマルと変わらない。基本の外装にルーフを載せたりしてキャンピングカーに改造したクルマですね。
キャンピングカー初心者や普通車のように扱い、街乗りにも使いたい方むけ。
それに比べるとキャブコンは見た目もキャンピングカーと一目瞭然なので専門のクルマですね。
バスコンは49.4%も減少していますが国産ではなくて、輸入車のアドリアやハイマーといった高級・ハイクラスのキャンピングカーが売れています。
2019年、弊社オートサイトでは新車のアドリアやハイマーの成約も増加していました。
新車の平均販売価格が2016年は621万円台でしたが、2019年は798万円台と3年で177万円も新車に投入する金額が増加しています。
どうして177万円も高いクルマを買うようになったのでしょうか?
それはソーラーパネルやFFヒーター、サイドオーニング等、快適設備を注文時から完備されてゆとりのキャンピングカー生活を楽しむためでしょう。
キャンピングカー中古(8ナンバー)が24%も増加
注目するのは中古車(8ナンバー)が18年よりも19年が24%も販売台数が延びているところ。
新車が注文してから半年から一年半以上も待たないと手に入らないので直ぐに乗れる中古車を購入する人たちも増加しているのでしょう。
弊社オートサイトも高年式の中古キャンピングカーが入荷すると即、完売する状況にあります。
2020年は、ウイズコロナで家族や少人数の移動に電車を使わない。コロナ対策のキャンピングカードライブへ入門する人が加速しています。
海外のコロナ対策でのアメリカのキャンピングカー状況やフランスでもキャンピングカーが爆発的に売れているようです。
日本でのキャンピングカーの販売台数は、急増していくことでしょう。