コロナ禍で三密を避けるレジャーとしてアウトドアが脚光を浴びている。
高まるキャンピングカーニーズにバンコンかキャブコンがいいのか?
どちらのキャンピングカーを選んだらいいのか?参考にどうぞ
目次
バンコンとキャブコンで悩んでいる方?いませんか?
アメリカ映画でよく見かける大陸で移動するキャンピングカー、大型のキャブコンやフルコンやトレーラーは日本ではあまり見かけません。
憧れは欧米のようなキャンピングカー生活かもしれませんが・・・
日本では道路事情や山河が多い地形、国土が狭いからキャブコンとバンコンが人気となっています。
キャンピングカー製造メーカーが2019年に生産したキャンピングカーの出荷台数
キャブコン▶1,819台
バンコン▶2,069台
バスコン85台
キャンピングトレーラー46台
その他26台
日本車の新車の出荷台数なので中古車の動向や輸入車キャブコンを含めるとバンコンとキャブコンの人気は拮抗しています。
キャンピングカーは使う人の用途や好みによってキャブコンタイプか?バンコンタイプか?に分かれてきます。
キャブコンとバンコンの大きな違いとは何でしょうか?
キャブコンとバンコンの見た目の大きな違いは?サイズ?
見た目が断然、違います
高さ キャブコン2850 vs バンコン2285
長さ キャブコン4980 vs バンコン5380
キャブコンとバンコンの見た目の大きな違いは?
外観はわかりやすくキャブコンもバンコンもハイエースベースの車種で比較してみました。
キャブコンの場合は車高が2850ミリ
バンコンの車高が2285ミリ
その差は565ミリです。
バンコンvsキャブコン どっちを選ぶのか?迷う
利用する家族の人数、子供の成長からバンコンからキャブコンへ
また、家族の人数で2人で利用する方はバンコンからバンコンへ
仕事も卒業して高年齢にてバンコンでのキャンピングカー生活を楽しむ方も多いです。
様々なケースがあるのですが一つの目安として・・・
キャブコンタイプを選択する理由は?
- キャンピングカーは日常的に利用しない。他に車持っている。
- 自宅の駐車場スペースに余裕がある、他に保管スペースがある。
- 3〜4人の大人サイズの家族や仲間で利用
- キャンプ場では野外だけではやく屋内でもメインで楽しむ
- 一箇所に滞在して楽しむキャンプスタイル。荷物をたくさん積める
バンコンタイプを選択の理由は?
- ファーストカーや日常の買い物に利用したい
- 自宅の駐車場スペースに余裕があまりない
- キャンプ場の楽しみ方は野外で楽しみ、睡眠はキャンピングカーを利用
- 2人程度の少人数利用がメイン、子どもがまだ小さい
- 一泊二日くらいに気楽に楽しみたい
- 一箇所にとどまらずにアクティヴに移動、旅を満喫
- ひと目でキャンピングカーという外観ががいい
その他に、予算的なこと。目立ちたくない。ハイエースが好き等
バンコンベースタイプの利点は?
基本はハイエースと同じ形をしているので通勤や買物にも普段通りに利用できる。
バンコンvsキャブコン対決!居住スペースは?
ひと目でわかる外観から車内空間の居住スペースはどうなるのでしょうか?
居住スペース対決では、見たとおりでキャブコンの勝利!
高さはバンコンの2285ミリなら車内ではどうなるかというと・・・・
身長168センチの人は天井がつかえます。少しかがんで車内を移動します。
キャブコンは立って移動できます。
高さだけではなく圧倒的に居住スペースには差が出ます。
キャブコンはハイエースベースのファンルーチェのセレンゲティを確認してみましょう。
キャブコン ハイエースベースの居住空間
バンコンはロングボディベースですがキャブコンは通常サイズですね。
キャンピングカー専用のハイエースベース車両なので安心です。
キャブコンの定番である
- ダイネット
- バンクベッド
- リヤ常設の二段ベッド
- 収納
- 装備
人気のハイエースベースのファンルーチェ・セレンゲティの写真で確認してみますね。
キャブコンの居住スペースでは・・・
リビング、キッチン、ベッドやシャワールームやトイレも設置できます。
常設のベッドに加えてバンクベッドのベッドルーム。
運転席の上にある空間ですね。
まるで秘密基地のような空間で大人も子ども大喜びです。
リビングの座席対面式でダイネットと呼ばれて対面式のテーブルを片付けるとベッドスペースに変更できたりします。
キャブコンの後部には二段式の常設のリアベッドがあります。
荷物スペースも多く確保されていて空間を無駄のないように設計されています。
外部リアにある大きな収納スペース。キャンプ用品はらくらく積載できます。
長期の旅行や出張にも対応可能となっています。
広いキャブコンタイプでも免許は普通自動車免許で運転できます。
2020年の現在のキャブコンの装備は?
リチウムイオンバッテリーやソーラーパネルを中心とした電装で家庭用エアコンを稼働したりFF床暖房システムを装備したり、ガス給湯器、温水シャワーとカセットトイレの備わるマルチルーム等、快適装備を設置したり・・・
キャブコンならではのスペースを有効活用して中古のキャブコンでも最新の装備に取替、カスタマイズしていくことで快適なキャンピングカーライフを長期にわたって満喫できます。
バンコン ハイエースベースの居住空間
バンコンはトイファクトリーが人気です。
日本の地形、生活様式に合わせた日本特有のキャンピングカーです。
見た目、トヨタのハイエースと変わりません。
居住スペースは限られた空間を優れた技術で仕上げられています。
ハイエースバースならスーパーロングボディをベースとして十分な車内空間を確保しています。
家族での車中泊をメインで考えられたバンコンタイプ
2人でのアクティブな利用で自転車等、積載も考えたタイプ等々
バンコンでは利用する人数、用途によって装備や架装が随分、異なってきます。
もちろん価格にも反映されてきます。
今回は、代表的なスタンダードモデル
7人乗車 就寝人数 5人 8ナンバーの写真で確認してみました。
ダイネットをベッドに展開すると4人の就寝が可能。
ハイルーフの上部に家庭用エアコンを設置
2人での利用であればゆったり座れるダイネットで過ごした後は常設のあるベッドタイプもあります。
上部にベッドを格納して多人数でもゆったりとした就寝スペースを確保
バンコンVSキャブコンタイプはどっちがいいの?まとめ
バンコンのまとめ
バンコンタイプの魅力は・・・
見た目はハイエースなので一見ではキャンピングカーに見られません。そこが魅力でもあります。
通勤に利用している人もいます。
街なかを走っても目立つこと無く、駐車場にも普通に駐車できる日本独自のキャンピングカー
- 日常利用も考えている→ハイエースベースなら駐車場の出し入れなど、取り回しがよく使い勝手が良い
- 車中泊で利用する→ベッドスペースは十分確保できる。
- 次のキャンピングカーへの買い替えや下取りに有利→リセールバリューが◎ハイエースの中古車は人気が高い
バンコンタイプの欠点は?
- 外観がハイエースなのでキャンピングカーっぽくない。
- 車内スペースは立って移動できない。天井が当たる
- 車内スペースが限られるから搭載できる装備も厳選する必要がある
キャブコンのまとめ
一般的にキャンピングカーと聞いて多くの人が想像するのがキャブコン・・・見た目がキャンピングカーなのが魅力
- 車内で立ち上がって移動できる大きな居住空間
- 家族で日数の多い旅行にも荷物も安心してたくさん収納できて狭さも感じさせない
- 断熱性や防音性の高い設計で一年中快適に過ごせる
キャブコンタイプの欠点は?
- 車の荷台部分に家を乗せて走っているような状態で設備や荷物もたくさん乗せるので車のスピードには注意
- 荷物が重いのでキャブコンは燃費が悪くなる
- 高さがある車なので走行中の横風に注意
バンコンを選ぶか?キャブコンを選ぶか?
バンコンもキャブコンもニーズによって仕様が異なるのでライフスタイルの変化や家族の成長に合わせて設備を追加したり下取りに出して買い替えたりと家と同じような付き合い方をしていきます。
あたらの好みにより自由に作り変えていく車でもあります。