MW 530e M Sportは、2017年2月11日に日本で発売された、5シリーズとして初めてプラグインハイブリッド(PHEV)システムを搭載したモデルです。
G30型の前期型をベースに、2.0L直列4気筒ターボエンジンと電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。環境性能と走行性能を高次元で両立し、当時のビジネスパーソンやエコ志向のドライバーから高い評価を受けました。
2017年式 BMW 530e M Sportの基本スペック【3LA-JA20PH型式】

クニエダ
項目 | スペック |
---|---|
型式 | 3LA-JA20PH |
発売日 | 2017年2月11日 |
全長×全幅×全高 | 4945mm × 1870mm × 1480mm |
ホイールベース | 2975mm |
車両重量 | 1,850kg |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
エンジン | 2.0L 直列4気筒 DOHC ターボ |
モーター | 交流同期電動機 |
システム最高出力 | 252ps(エンジン+モーター合計) |
EV航続距離(JC08) | 約40km |
燃費(JC08) | 17.4km/L |
トランスミッション | 8速AT |
新車価格(当時) | 約8,300,000円 |
実際のユーザーレビューと満足度
- 静粛性:EV走行時は非常に静かで、通勤や市街地での快適性が高い。
- 加速性能:モーターアシストによりスムーズな発進加速。2.0Lとは思えないトルク感。
- 燃費:街乗り中心では電気だけで走れる距離が長く、ガソリン消費が少ない。
- 充電環境:自宅充電を前提にすると利便性が高い。急速充電には非対応。
初代BMW 530e M Sportは、今見ても完成度の高いPHEVセダンです。スポーツ性と快適性、そして燃費性能のバランスが良く、中古市場でも根強い人気を誇ります。充電環境が整ったユーザーにとっては、コストパフォーマンスに優れた1台といえるでしょう。
詳細スペックや価格推移、中古車の選び方は以下の記事で解説しています。