キャンピングカーの車内を初めてみた人は収納家具やソファーやベッド、冷蔵庫やエアコンといった電化製品が装備されていて、わたしは「動く秘密基地」と思っています。
そんなキャンピングカーですが運転も一般車とは異なることが多いので一般車とキャンピングカーの運転の違いについてお伝えしていきます。
キャンピングカーは普通免許で運転できますか?
そしてキャンピングカーは一般車よりも大きいので、「普通免許で乗れるの?」と疑問に思ったことがある人もいると思います。
キャンピングカーは普通免許でも乗ることが可能です。
初めてキャンピングカーを乗るという人は、一般車とは全く違った乗り心地にビックリする人いると思います。
キャンピングカーと一般車では運転の違いは?
男の方なら一度でも運転して旅に出る夢を見たことがある人も多いキャンピングカー。
車内にはリビングや寝室もあるので、駐車スペースさえあれば、車で生活していくことができます。
しかし、実際に乗ってみると「大きい」と感じると思います。
「こんな大きい車運転できるかな」とも思うでしょうし「バックミラーがないけど大丈夫かな」と思ってしまうかもしれません。
重さが違う!
まキャンピングカーと一般車の運転の違いは、見た目の大きさもありますが、「重さ」の違いも運転に影響があります。
ハイエースをベースにしたバンコンや軽キャンパーは一般車と見た目は変化がなくても車内に家具や電化製品を装備しているので重さがあります。
まさに動く秘密基地、別荘。重いんです。
下道走行に注意
特に「下道」を走っている時は気をつける必要があります。
走りっぱなしの高速道路とは違い、下道だと発進、停止、左折、右折などをしなくてはなりません。
一般車なら簡単にできると思いますが、キャンピングカーではそう簡単ではありません。
キャンピングカーは、一般車のセダンなら「約2倍」もの重さの差があり、軽自動車なら「約3倍」も重さの差があります。
そのため、キャンピングカーを発進させようと思うと、一般車よりも2倍から3倍近くの慣性力が必要となります。
発進、停車に要注意
つまり、発進には動きづらいということです。
逆に、停車もなかなかとまりません。
重い分、一般車よりも停車するのに2倍から3倍近く距離がかかるので、一般車のようにスピード出して運転していると、いつもの感覚でブレーキを踏んでも間に合わない可能性があります。
なので、キャンピングカーを運転する時は、スピードを出し過ぎないことが重要になってきます。
サイドの視界が見えにくい
あと、一般車とは違い、キャンピングカーは後部座席の窓ガラスなどがないのでサイドの視界が見えにくくなっています。
そのため、信号で左折する時などは気をつけなければなりません。
サイドミラーを確認して自転車などが来ていないと思い、勢いよく曲がってしまうと、キャンピングカーでは見えない視界のところに自転車や人がいて巻き込んでしまうという可能性があります。
キャンピングカーで左折する時は、サイドミラーで自転車や人がいないと思っても、ゆっくりと発進していって、ゆっくりと左折していくようにしましょう。
キャンピングカーの運転は一般車よりも断然ゆっくりと
キャンピングカーには、様々な荷物を載せています。
そのため、急なハンドル捌きや急発進、急ブレーキなどすると、後部座席に座っている人だけではなく、キャンピングカーに載せている荷物までも、急な動きで飛んでしまい、床に落ちたりして壊れてしまう可能性があります。
なので、キャンピングカーを運転する時は、一般車よりも断然ゆっくり運転するようにしましょう。
キャンピングカーは思っている以上に動きにくいです。
ゆっくり運転し過ぎると、後ろからあおってくる車がいるかもしれませんが、気にせずに安全を第一に考えて、自分のペースでのんびり走るようにしてください。
キャンピングカーは動く別荘!一般車の運転の違いとは?まとめ
キャンピングカーと一般車の運転の違いについて説明してきました。
キャンピングカーは高価な買い物。
車というよりも家具や電化製品を備えた動く別荘です。
大安全運転でいきましょう。