キャンピングカーでの車中泊は、自由度が高くて楽しいですが、夏は暑くて、冬は寒くて、車内の温度調節に困ることがあります。
そんなときに役立つのが、12vエアコンです。
12vエアコンは、車のバッテリーやポータブル電源で動かせるエアコンで、冷房と暖房の両方ができます。
今回は、ハイエースのキャンピングカーに、トイファクトリー製のトイズボックスというモデルに、12vエアコンのワンクール21というモデルを取り付けました。
この記事では、その取り付けの様子と効果を紹介します。
12vエアコンの取り付けの工程
↑こちらは完成した12vエアコンです
12Vエアコンの取付中です。
後付けなので邪魔になる家具は取り外します。
イメージを考えながら作業中です…
12vエアコンの取り付けは、室内機と室外機の両方をしっかり固定しなければなりません。
室内機は、フロアに穴を開けて、本体を取り付けました。
室外機は、スペアタイヤスペースに設置しました。
スペアタイヤスペースは、トイズボックスのラゲッジスペースの一部で、空いているスペースがあったので、そこに室外機を収めることができました。
室内機と室外機は、ホースと配線でつなぎました。
取り付けの際は、コンプレッサーで真空抜きをして、エアコンのガスを充填しました。これで、12vエアコンの取り付けは完了しました。
12Vエアコンの取り付けの課題
2Vエアコンの取り付けは、おおまかには完成しましたが、まだ課題が残っています。
このキャンピングカーは、リア部分の家具上にマットが乗り、ベッドになります。
しかし、エアコン本体から下に伸びている蛇腹ホースが、マットの上に乗ってしまっています。
これでは、マットが平らにならず、寝心地が悪くなってしまいます。
でも、この蛇腹ホースは、エアコンの冷媒を循環させる重要な部品なので、動かせません。
そこで、マットを加工することにしました。マットの一部を切り取って、蛇腹ホースが収まるようにくり抜きました。
これで、マットが平らになり、ベッドとして使えるようになりました。
掘り下げスペースに室外機が入るようにファンの寸法で穴を開ける
掘り下げスペースに室外機が入るように、ファンの寸法で穴を開け、スッキリ入るようにします。
画像では下板にしか防音スポンジをひいていませんが、こっからエアコンホースの穴を開け全体的に防音処理していきます
12vエアコンの取り付けの効果
12vエアコンの取り付けで、キャンピングカーの快適性が格段に向上しました。
ワンクール21は、冷房能力が1800W、暖房能力が2000Wという高性能なエアコンで、車内の温度を素早く調整できます。
また、12vエアコンは、電力消費が少なく、バッテリーやポータブル電源で長時間稼働できます。
夏は涼しく、冬は暖かく、車中泊がさらに快適になりました。
12vエアコンの取り付けの料金
こちらの12vエアコンは、後付け加工も可能です。
取り付ける車種によって金額は変わりますが、本体と工賃込みで400,000円〜承っております。
12vエアコンは、キャンピングカーの必需品と言えるアイテムです。
気になる方は、ぜひお問い合わせください。
12Vエアコンの取り付けの感想
12Vエアコンの取り付けは、思ったよりも大変でしたが、やりがいのある作業でした。
12Vエアコンの冷え具合や駆動時間にも満足しています。これからの季節に、キャンピングカーでの車中泊やキャンプがさらに快適になりそうです。
12Vエアコンに興味がある方は、ぜひオートサイトにお問い合わせください。
キャンピングカーのパーツやカスタムに関する情報も、随時更新していきますので、お楽しみに。